WCSAXESa | WCS に関する記述の軸の数(整数) |
CRVALia | 世界座標各軸についての参照点での物理値(浮動小数) |
CRPIXja | ピクセル座標の各軸について参照点となるピクセル位置(浮動小数) |
PCi_ja | 線形変換行列(浮動小数) |
CDELTia | 座標値の増分(浮動小数) |
CDi_ja | スケールを伴う線形変換行列(浮動小数) |
CTYPEia | 座標各軸のタイプ(8文字) |
CUNITia | CRVALia と CDELTia の単位(文字列) |
PVi_ma | 座標のパラメータm(浮動小数) |
PSi_ma | 座標のパラメータm(文字列) |
i、j は各々ピクセル、中間世界座標の軸の番号であり、aはA~Z のアルファベットの 1文字で座標のバージョンを表す。 この規約によって、軸の番号は 1-99 に制限され、パラメータmは 0-99 に制限される。 軸の主記述(最初の記述)はaを空白にしたものになる。 例えば最初の軸の記述が CRVAL1, CRVAL2 なら 2つ目は CRVAL1A, CRVAL2A, 3つ目は CRVAL1B, CRVAL2B のようになる。 これらの軸の代替記述はオプションであり、主記述がある場合に限って記述できる。 もうひとつオプションキーワードとして、
WCSNAMEa (文字列)
を定義する。 これは WCS の記述の様々なバージョンの名前を特定するのに使われる。
(注: CTYPEia では前述のように物理量を表す4文字と射影方法を表す4文字で構成することになっているが、次の 2つのものについては Wells et al. (1981) 以来広く使われてきたので今後も使うこととしている)。
CTYPEia = 'COMPLEX' & 'STOKES'