天文データでは多くの場面で epoch が出てくる。1976年までは一般にベッセル年に基づいた B1900.0 か B1950.0 が標準的な epoch だった。1976年以降はユリウス年の 365.25日に基づいたユリウス epoch への移行が行われ標準的な epoch は J2000.0 となった。これらはそれぞれ ET と TDB タイムスケールと結びついている(7.5節参照)。
Epoch | ISO-8601 フォーマットの日時 | ユリウス日 |
B1900 | 1899-12-31T19:31:26.4(ET) | 2415020.3135(ET) |
B1850 | 1949-12-31T22:09:50.4(ET) | 2433282.4235(ET) |
J1900 | 1899-12-31T12:00:00(ET) | 2415020.0(ET) |
J2000 | 2000-01-01T12:00:00(TDB) | 2451545.00(TDB) |
J2001 | 2000-12-31T18:00:00(TDB) | 2451910.25(TDB) |
J2002 | 2002-01-01T00:00:00(TDB) | 2452275.50(TDB) |
J2003 | 2003-01-01T06:00:00(TDB) | 2452640.75(TDB) |
J2004 | 2004-01-01T12:00:00(TDB) | 2453006.00(TDB) |