12345678901234567890123・・・ ←先頭からのバイト数 キーワード = 値 / コメント ←内容
のようになっており、キーワードは左詰め 8 文字の空白を含まない ASCII 文字列であり、余った部分は空白が詰められる。 数字、英大文字を使うことができ、小文字は使えない。アンダースコアとハイフンも使うことができる。他の文字は使うことができない。 添え字を使うキーワードでは元の名前に1桁の正の数字を加え0は挟まない(NAXIS1のようにしNAXIS001のようにはしない)。
値の指示記号として =とその直後の空白は 9, 10 桁目固定。
値は固定フォーマットまたはフリーフォーマットで記述する (5.3.3 参照)。 値がなくてもかまわない (9, 10 桁目が「= 」であって 11 桁以降がすべて空白 (null value)のケース)が、この場合そのキーワードの値は未定義となる。 必須キーワードはヘッダ中で2度以上現れてはいけないし、他のキーワードも2度以上現れるべきではない。 もし、同じキーワードが異なる値を持って複数回現れたら、その値は未定となる。
/の位置は任意である。 コメントは何を書いてもよいが、コメントがある場合は必ず先頭に/ をつけなければならず、/の前後に空白を入れることが強く推奨される。 キーワードレコードには印刷可能な ASCII 文字(16進の 41H ~ 7EH)が使え、コントロールキャラクタや DEL はコメント中でも現れるべきではない。