観測データに対して参照位置が TOPOCENTER でない場合、宇宙機などの軌道遅延の計算などには時間の参照方向が提供されるべきである。方向が必ずしも必要でないケースでも空間的なメタデータで使われる空間座標フレームで提供される。例えば天球位置に対する球形ICRS座標21や宇宙機の ephemeris に対する直交 FK5 のように。参照方向は特定のキーワードへの参照を通じて示される。
TREFDIR (文字列、時間の参照方向へのポインタ)
OGIP規約の場合は のように使われる。バイナリテーブルでは次のキーワードが TREFDIR をオーバーライドするかもしれない。
TRDIRn (文字列)
イベントリストなどでは、 など。