他の時間に関係した時間軸としては、(時間的)位相、タイムラグ、周波数がある。これらの座標軸は CTYPEi やバイナリテーブルの等価物で次のどれかで特定される。
PHASE, TIMELAG, FREQUENCY
観測対象に関して得られたベクトル値は、時間、タイムラグ、周波数のどれかの座標ベクトルと組み合わせることはできるが1つ以上のものと組み合わせることはできない。即ち3つの座標は直交する。一方、位相は時間と並行に現れることができ、その単位は deg, rad, turn のいずれかである。 位相軸のゼロ点での時間は次の新しいキーワードで記録されるべきである。
CZPHSia (浮動小数)
バイナリテーブルの形式では TCZPHn, TCZPna, iCZPHn, iCZPna である。オプションとして、位相軸の周波数は次のキーワードで記録される。
CPERIia (浮動小数)
バイナリテーブルの形式では TCPERn, TCPRna, iCPERn, iCPRna である。