実装に関するコメント

最後に、実装にあたってのガイドをいくつか挙げておく。


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DATE キーワードはすべての HDU に書くことを強く推奨する。
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すべての HDU に DATE-xxxMJD-xxx などのキーワードを書くべきである。
これは決まった時間範囲に渡り蓄積されたデータを使ったカタログにも適用される。
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グローバルキーワード TIMESYS は強く推奨される。
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グローバルキーワード MJDREF, JDREF, DATEREF は推奨される。
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残りのグローバルキーワードは使える時は使うべきである。
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データによって必要とされ要求されるすべてのキーワードは書かれるべきである。

原論文には、キーワードの詳細な使い方や example が載っているので参照されたい。 次ページは時間座標を規定するキーワード表である。6.7節の表16と合わせて参照のこと。


表 15: 時間座標を規定するキーワード
\scalebox{0.85}[0.75]{
\begin{tabular}{lllllllll} \hline\hline
キーワード...
...& \multicolumn{2}{c}{\textit{ij}\texttt{PC}\textit{na}} \\ \hline
\end{tabular}}


$ ^1$ ファイルが地球表面で作成されたなら UTC
$ ^2$ これらは整数部(MJDREFI または JDREFI)と小数部(MJDREFF またはJDREFF)に分割されるかもしれない
$ ^3$ ランダムグループでは PTYPEi を使う
$ ^4$ これらは対応する時間に関係した座標軸を特定するため、PHASE, TIMELAG, FREQUENCY の値を仮定するかもしれない
$ ^5$ オプション: 座標軸タイプが PHASE の時のみ使われる



Osamu Kanamitsu
2019-02-15