標準キーワードパラメータ CRVARka の他に非線形座標、F2V,V2F,W2V,V2W,A2V,V2A(6.5.2.3 の表参照)、の計算に必要とされるのは、速度と周波数/波長の関係を定義するスペクトル線の静止周波数/波長である。 これらは基本的な物理パラメータなので、パラメータの指定に使う PVi_ma で指定するよりも特別なキーワードを用意した方がよい。
RESTFRQa (浮動小数)
RESTWAVa (浮動小数)
が静止周波数 (単位: 'Hz') および静止波長 (単位: 'm') の指定のためにそれぞれ予約されている。 RESTWAVa は真空中の波長に対してのみ用いられる。 上記のアルゴリズムコードに対しては、これらのどちらかが指定されるべきだが、通常は RESTFRQa は F2V,V2F に、RESTWAVa はそれ以外に使われる。
FITS 書き込みソフトウェアは、変換アルゴリズムがF2WやW2A のように上記のキーワードが必要がないと思われる場合でも、これらのどちらかを記録すべきである。 従来の FITS では RESTFREQ が使われていたがこれは RESTFRQと同じである。